第41回JIA東海支部設計競技の一次審査が10月19日に行われ、全国から寄せられた応募作品の中から7作品が二次審査へ進みました。審査は、審査委員長の大井隆弘先生(三重大学)をはじめ、ゲスト審査員の西田司先生(オンデザイン・東京理科大学)、浅井裕雄さん(裕建築計画)、北村直也さん(北村直也建築設計事務所)の4名によって行われました。

今年度のテーマは 「インフラなきユートピア」。
維持が難しくなりつつある社会基盤と建築の関係を捉え直し、これからの空間像を考察する契機となることを期待しています。

二次審査は 12月21日(日)、三重大学「レーモンドホール」にて開催します。
アントニン・レーモンド設計の伸びやかな木造建築を会場に議論される機会を、運営側としてもとても楽しみにしています。

また審査後には、西田さんによるレクチャーも実施します。西田さんは今年度現在オーストラリアに長期滞在されており、国際的視点からのお話を伺う事ができるかもしれません。

とくに三重近隣の学生・実務者のみなさま、ぜひお気軽にお越しください。
レクチャーのみの参加も歓迎します。(16時ごろ会場にお越しください)
建築をめぐる思考と対話の場を共有できれば幸いです。