横浜での土地探しで、三角形の旗竿敷地に対して検討した仮プラン 。
再び先に買われてしまいましたが、
幾何学的にはっきりしたプランはそれだけで面白いですね。

人はコーナー部分でカタチを認識するそうです。
(主観的輪郭、といいます。)

三角形のような鋭角を持つプランは無駄が多くなりがちですが、
鋭角部分を外部にしてあげると、少ない開口面積で内~外へのつながりが強く意識できるようになります。
3つのコーナーから風の抜ける、のびやかなワンルーム空間がつくれたらなと思ったのですが・・・残念。

とはいえ、こうしてひとつずつ土地とプランの検証を積み重ねていくことで、
どんな場所に、どんな暮らしを求めているのかが明確になっていきます。
決して無駄にはならないので、
クライアントご夫妻には引き続き楽しみながら探していっていただきたいなと思います。

そして今後へ向けての教訓は、
「良いと思った土地は3日以内に決定せよ。(できたらその日のうちに)」
ですね。
そしてその為には、判断基準がクリアになるかどうかが重要です。