コロナウィルスの影響下、各工事現場は中断するか続行するかの難しい判断を迫られています。
(工事の進め方などの指揮権は工務店の現場監督さんにあります。)
この現場はひとまず動いていますが、大手ゼネコンの現場で死者が出るなどしはじめたようで
この先は不透明。監督さんも頭を抱えています。
まあ、あまり暗い話題でも気落ちするだけなので・・・
みよしの住宅に断熱材が施工されました。
「吹付け硬質ウレタンフォーム」と呼ばれるもので、
スプレーガンで壁に向かって材料を吹くと、その場でモコモコと膨らみ、
隙間を埋め尽くすように柱と柱、梁と梁の間を埋めていってくれます。
今回はフォームライトSL-50αという製品を使用しました。
(SKH 瀬戸の住宅でも使用しています。)
壁に100mm、屋根に200mmの指定ですが、大抵厚めに吹いていってくれます。
厚すぎるところはカット。
外周部は105mmの柱に16mmの胴縁をうっているので、カットされたところは121mm厚という事になりますね。
屋根も壁も隙間なく埋めることで、隙間風が侵入してきません。
この製品だと室内側の防湿気密シートも不要になるので、比較的お手軽に高気密化ができます。
ユニットバス下や、基礎の立上りにも吹付けます。
こちらのページによると、
壁80mm、屋根100mmの吹付けでZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準になるそうですが、この住宅はその1.25~2倍の厚みがあるので、
ざっくりHEAT20 G2レベルという国内最高の断熱ランク相当の性能になります。
これだけ性能を上げておくと、
エアコン1台で全館空調ができたり、
多少の暑い日、寒い日程度でしたら窓を開けていても快適に過ごせます。
(壁が熱or寒くならないため⇒長くなるのでまた別の機会に書こうと思います。)
あとは音。高気密化も相まって、雨の日だと気づか静かさ・・は大げさかもしれませんが、
一般的な住宅に比べてとても静かになります。
高断熱化には賛否の声がありますが、
ぬくぬく好きとしてはお金のかけどころかな、と思っています。
製品ページ⇒フォームライトSL-50α
断熱性能の紹介ページ⇒フォームライトSL-50α モデルプラン