みよしの住宅でクライアントを交えた打合せ。
(3密に配慮して屋外・少人数にて)

外装工事が進んで、焼杉板が張られてきました。

焼杉はもとは瀬戸内の文化のようです。
(昔 愛媛の材木屋さんにそう聞いたような気がします)
表面を一度焼いて炭化させることで、腐朽に対して強度を持つようになります。

この住宅では、炭化した炭を掻き落とした「磨き」という仕上げの焼杉板を使用。

このままでも良いのですが、若干 ススが手につくこともあり、
オイル塗装をすることにしています。

使うのはプラネットカラーという製品で、通常この手の製品なら2回塗りが基本なのですが、
こちらは一度塗りでOKとの事。
お城などの文化財でも使用実績があり、自然な風合いを長年キープしてくれます。

ペンキだと数年すると、色落ちのムラが気になってしまうのですが
プラネットカラーは退色も自然。
色褪せは何を使っても不可避なので、経年変化が美しいことは好印象です。

色はダークブラウンに決まりました。

 
 
 

内部では天井の工事が進んでいます。

まだ階段がないので、2階へは梯子で。
小さなお子さんにはちょっとした冒険です。

 

工事現場は一旦コロナウィルス対策で中断。
GW明けの再開を予定していますが・・・早く落ち着いてほしいですね。